理事長コラム「ススメのひらき」~主体は自分であること。

道具

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ところで、
「あけましておめでとうございます」
はいつまで言うのでしょうか?

ワタシ
 ”OK Google あけましておめでとうはいつまで?”
スマホ 
“小正月(1月15日)までがお正月の挨拶、「あけましておめでとう」を使う期間と考えて良いでしょう。”
スマホを利用しいち早く答えを知り、そのことを講座内でお伝えし、受講者の皆さんが愉しまれ、大変満足です。

ダメになる?

時計

便利なツールはどんどん利用すれば良いと私は考えています。
スマホにネットにPC。

「便利すぎてダメになる」

という意見を見聞きしますが、スマホやネットは単なるツール。
ツールをどう使うかは、使う側に任されています。

先の「あけまして~」は調べれば解決する種類の問題で、答えをいち早く知ることが目的です。
図書館に行き、本を探し出し、ページをめくり、答えを見つける、という行動は目的を達成する過程です。
もちろん、過程の中に多くの学びが隠れておりそれを否定するつもりはありません。

しかしながら、過程を省略化、効率化すれば新たな時間を生み出し、新たな学びや楽しみが増え幸福に繋がったり、またある時は本質的な問題の解決にいち早く近づくことが可能です。

どうしたいのか?

自分

ツールを利用してどうしたいのか。
youtubeのお勧め動画をだらだら観ているだけなら「ダメ」になるでしょう。
しかし、何らかの目的をもって観れば意味があります。
それが単に「楽しみたい」という目的であっても良いです。

この「どうしたい」が有るか無いか、意識するかしないか。
ツールに振り回されずツールを使う側になること。
主体は自分であること。

AI、ロボット、自動運転。
デジタル技術が生活に染み込んでくる今後、このことが非常に大事になります。

さて、「本年」と「今年」の違いは何でしょう?
“OK Google~”