理事長コラム「ススメのひらき」~情報の流れ

情報の流れ

東日本大震災(2011年3月11日)から今年で9年。
発生時は自宅の仕事部屋におり、船に乗っているような、ゆったりとしたなだらかな揺れを感じました。
最初はめまいかと思いましたが、「地震だ!」と気付き、テレビのあるリビングへ。
テレビを点け、1~2分すると地震情報が報道されました。
詳細な情報は無く大きな地震が発生したことのみが報道され、徐々に詳細な情報が伝えられはじめ、その後津波の様子がライブで放送。事態の大きさを徐々に理解し、身震いをしたのを鮮明に憶えています。

発生当時、皆さんはどういう手段(ツール)で情報を得ましたか?

「命を守る行動をしてください」

非常口

近年、大規模な災害が立て続けに発生し、その際に「命を守る行動をしてください」との文言を見聞きします。これは「細かな状況をすべては把握できないし、把握できたとしても伝えきれない。よって自分で判断して行動しなさい。」と、公から個人へボールを渡されたということです。

では、どうやって個人が判断するのか。
判断に必要なことは「情報」、しかも災害時に必要なのは今(リアルタイム)の情報です。

現在、情報を得る手段(ツール)にはどういったものがあるでしょう?
今の情報が流れる(伝わる)順で並べると以下になると思います。

インターネット

テレビ・ラジオ


新聞

インターネットから情報を得る能力があるかないか、さらにその情報を利活用できるかどうかで、生死を分けるといっても過言ではないでしょう。

スマートフォンを利用しよう

スマホに緊急メール

携帯性に優れ、いつでもどこに居てもインターネットから今の情報を得ることが出来るスマートフォンは、災害時に大変有効です。以下に災害時に役立つWEBサイトやアプリをご紹介します。アプリはインストールし設定を行ってください。

<WEBサイト>
・【防スマ】災害時におけるスマホ利活用方法(動画解説)
https://dsapo.org/bousuma/
・ソニーのネットソネット防災マニュアル
https://www.so-net.ne.jp/access/special/sony_so-net/measures_manual.html

<アプリ>
・Yahoo!防災速報
https://emg.yahoo.co.jp/
・NHK ニュース・防災アプリ
https://www3.nhk.or.jp/news/news_bousai_app/index.html

防災・災害時に役立つスマホ利活用講座をやりましょう

町内会、マンション管理組合、PTA、学校などで出張講座を行っております。内容や料金は以下よりお気軽にお問い合せくださいませ。

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