理事長コラム「ススメのひらき」~スマホがない!

みなさん、スマホが行方不明になったことありませんか?気づいた時の「てんやわんや」振りは、9時出社なのに9時起床した時と同じか、それ以上です。

「シドロモドロになる」「頭が真っ白になる」「狼狽する」「挙動不審になる」「パニックになる」「オタオタする」「あたふたする」「平静さを失う」「動揺する」「慌てる」「思考が止まる」「思考停止する」「恐慌をきたす」「パニック状態になる」「冷静さを失う」「混乱する」「動転する」「どぎまぎする」「何が何だか分からなくなる」「われを失う」「落ち着きを失う」「アワを食う」

紛失しないことが一番ですが、うっかりはどなたにもあると思います。また、盗難に合うということもあり得ます。

今回のコラムは、スマホの紛失に備えての準備と紛失した際の手順をまとめました。

準備その1「ロック設定」

まずは、スマホにロックをしましょう。ロックとは、予め設定したパスコード(パスワード)やパターンを入力しないと、ホーム画面が表示されない機能のことです。ロックを設定しておけばスマホを紛失した場合も、第三者がスマホ内のデータを見ることはできません。ロックの設定方法は、スマホの機種により異なりますので検索等でご確認を。設定した内容を忘れてしまうと、本人でも開けなくなるのでご注意ください。

Androidスマホの画面ロックを設定/解除する方法まとめ──パスワード・PIN・パターンから指紋認証・自動ロックまで [iPhone/iPad]パスコードロックを設定する方法を教えてください。 | よくあるご質問(FAQ) | サポート | ソフトバンク

準備その2「探される設定」

次はスマホに「探される設定」をしましょう。スマホにはGPS機能があり、予めスマホで探される設定をしておくとパソコン等を利用するとスマホがどこにあるのか探し出せます。探し出すためには、androidならGoogleアカウント情報が、iPhoneならアップルIDが必要になります。こちらもメモなどをして、必要な時にはすぐに分かるように準備しておきましょう。

スマホの紛失時だけじゃない、端末を探す機能(アンドロイドデバイスマネージャー)の利用方法とは? | サイバーセキュリティ情報局 「iPhoneを探す」の設定と使い方 – 紛失や盗難に備えて必須です (1)

紛失したらその1「電話を鳴らす」

電話が行方不明になったら、無くしたスマホに電話をしてみましょう。運よく誰かが拾っていた場合は、電話に出てくれる可能性もあります。車や鞄の中から着信音がということも案外多い話ですが。

紛失したらその2「スマホを探す」

先の準備その2「探される設定」をしてあれば、パソコンなどでスマホを探し出すことができます。探し出すには必ずアカウント情報が必要になります。ご自身でできい場合は、家族や知人に相談してみましょう。

紛失したらその3「契約している通信事業者に相談」

契約している通信会社に出向いて、またはカスタマーセンター電話をして相談しましょう。スマホの大まかな位置を調べてくれたり、通話・通信を停止する措置を行ってくれます。※有料の場合もあります。

紛失したらその4「警察に紛失届を提出」

見つけ出せない場合は最寄りの警察署へ紛失届を提出します。

警察庁遺失届情報サイト|落とし物をしてしまったらすぐに遺失届を!

紛失したらその5「身近な方へスマホを紛失したことを伝える」

スマホに登録している家族や知人へスマホを紛失したことを伝えます。スマホ拾得者が所有者になりすまし、LINEやメールを利用しいたずらや詐欺を行う可能性があります。なるべく早く紛失したことを伝え、注意を促しましょう。

紛失したらその6「パスワード変更」

スマホで利用している各種アプリ(サービス)のパスワード変更をしましょう。所有者になりすましネットショッピングをされたり、銀行口座へアクセスされる可能性があります。重要と思う順にパスワード変更をしましょう。あわせて、スマホを紛失してからしばらくの間は、クレジットカードの不正利用が無いか請求をしっかりと確認し、憶えの無い請求があった場合は都度クレジットカード会社に連絡をしましょう。クレジットカード会社が不正利用を確認できた場合は、支払いは免除されます。