理事長コラム「ススメのひらき」~ドキドキが止まらない

旅行中の思い出を残す写真や動画の撮影、地図アプリを使ったナビゲーション、そして友人との連絡手段など、もはやスマートフォンは私たちの生活に欠かせない存在です。しかし、いざという時にバッテリー切れでは困りもの。特に、電力の確保が難しい旅行先や災害時では、スマートフォンのバッテリー残量は死活問題になりかねません。そこで今回は、旅行や災害時など、あらゆる外出シーンで役立つスマートフォンの省電力術をご紹介します。

1. 電力消費の大きい機能を把握!

スマートフォンを使う上で、特にバッテリー消費が大きい機能は以下の通りです。これらの機能を意識して使用することで、バッテリーの持ちがぐっと良くなります。

  • データ通信:動画を見たり、インターネットを見たりする時は、電池をたくさん使います。
  • 画面表示:画面が明るいほど、電池は減りやすくなります。 また、画面がついている時間が長いほど、電池はたくさん使われます。
  • 位置情報:スマホで現在地を確認できる機能ですが、常に使っていると電池の減りが早くなります。

2. 賢い設定でバッテリー節約!

すぐにできる省電力設定をご紹介します。詳しい設定方法は、お使いのスマホの説明書やメーカーのウェブサイトを参考にしてください。

  • 画面を見終わったら消す:画面がついたままだと、電池はどんどん減っていきます。 画面を見終わったら、すぐに消すようにしましょう。
  • 画面の明るさを調整:画面の明るさを落とすだけでも効果があります。状況に応じてこまめに調整しましょう。
  • 機内モードを活用:電波状況の悪い場所では、電波を探し続けるためバッテリーを大きく消費します。移動中や電波状況が悪い場所では、機内モードに設定しましょう。
    ※ 機内モードにすると、電話やインターネットが使えなくなります。
  • 位置情報サービスは必要な時だけオン:位置情報サービスは、常に位置情報を取得するためバッテリー消費が大きいです。必要な時以外はオフに設定しましょう。
  • 省電力モードを活用:OSに搭載されている省電力モードを利用することで、バッテリー消費を抑えることができます。
    ※省電力モードにすると、プッシュ通知が受け取れない場合があります。
  • プッシュ通知をオフ:アプリからの通知が多い場合は、必要なもの以外はオフに設定しましょう。

3. 充電環境を整えよう!

電池節約を頑張っても、充電切れになってしまった。 そこで、外出時の充電対策も準備しておきましょう!

  • モバイルバッテリー
    コンセントがなくてもスマホを充電できる、持ち運びに便利な「モバイルバッテリー」は、旅行や外出、そして災害時など、いざという時の必需品です。最近では、小型で軽量なものから大容量のものまで、様々な種類が販売されているので、自分の使い方に合ったものを選びましょう。
  • 車載充電器
    車載充電器とは、車のシガーソケットに差し込んで使う充電器のことです。車載充電器にも様々な種類があるので、自分のスマホに合ったものを選びましょう。カー用品店やホームセンターで販売されています。また、車種によってはUSB端子から直接充電できる車種もあります。
  • 充電ケーブル
    モバイルバッテリーや車で充電したり、外出先で充電させてもらったりするときは、「充電ケーブル」が必要です。自分のスマートフォンに合ったケーブルを携帯しましょう。

まとめ

スマートフォンは、旅行や災害時など、あらゆるシーンで私たちをサポートしてくれる心強い味方です。今回ご紹介した省電力術を参考に、バッテリー切れの心配をせずに、スマートフォンを最大限に活用しましょう!