理事長コラム「ススメのひらき」~前提が変わった

先日から東京2020オリンピック・パラリンピックの観戦チケットの申込みが始まりました。

我が家はバスケットの決勝戦に申込み予定です。

「屋外競技は暑すぎで耐えられない」という理由(^^;

皆さんはどうですか?申し込みました?

オリンピックの観戦チケットの販売方法を聞いて「あ~、もうそうなのね」と改めて感じました。

インターネットで

さて、報道等でご存知の方も多いかと思いますが、チケット申込みはインターネットのみ。

申し込み初日は大変込み合い、なんと行列が!
申し込みホームページ内でですけどね。

やっと順番が回ってきたけど、IDやらパスワードやらいろいろ入力することがあって。

入力が終わったと思ったら、なぜか携帯電話がないとダメ。

便利になったのか、不便になったのか。

ネットが利用できないと

「IDってなんだ?」「ログイン?」「自分のメールアドレスが分からない」

ネットで申込みにチャレンジしたが、不慣れなため申込み途中で諦めたというインタビューを見かけました。

では、申し込みできなかったり、そもそもネットが利用できない人はどこで購入できるのか???

街中の販売所(窓口)で買えるようになるのは、なんと、2020年春以降との事。

もう、本番直前です。

人気のあるチケットの販売がされるのでしょうかね。

前提が変わった

2016年頃まではネットを利用できる人が「+(得)」、利用できない人は得も損も無し(±0)。

今はネットを利用できて「当たり前」、利用できない人は「-(不利益)」。

つまり、ネットを利用することは日常事という前提にはっきりと変化したなと実感しました。

2016年頃まで 2017年以降
ネットが利用できる +(得) ±0(損得無し)
ネットが利用できない ±0(損得無し) -(不利益)

どうなる?こうする!

ライフラインである電気・ガス・水道が使えないと生活に支障が生じます。

同様に、ネット利用が当たり前の現在、利用できない人は日常生活に支障が生じてきます。

「病院の予約はネットで」「防災情報はネットで」「買い物はネットで」

利用できない人、上手に利用できない人へのサポート、フォローが行われているかというと・・・。

このままだと、ネットを含めたIT機器(スマホやパソコン)が上手く利用できず生活に著しく支障が生じるネット難民、IT難民の増加を懸念しています。

そこで、当法人では本年度より「デジタル活用支援員」の育成と「地域デジタル相談会」を愛知県瀬戸市を中心に展開します。

デジタル活用支援員とは、日常生活でIT関連の困り事が生じた時に最初に相談をする人、いわばIT版民生委員のような存在です。
地域デジタル相談会とは、気軽に行ける相談所、IT版よろず相談所のような場所です。

皆様のご協力を得ながら進めてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

投票のお願い

「地域デジタル相談会」の会場に掲示する、告知案内ポスター(A2サイズ)を制作しています。下記三案の中で「いいね!」と思うものに投票をお願いします。締め切り2019年5月19日(日)まで

【 A 】

【 B 】

【 C 】

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