理事長コラム「ススメのひらき」~QRのすゝめ
迷路のような柄が描かれている謎の正方形のイラスト。
じーと見つめていると、何かに見えませんか?カエルに見えたり、セミに見えたり、牛の鼻のアップに見えたり。
新聞やチラシ、TVでよく見かけるようになった「コレ」。お店のレジ横にもあるコレ。
いったい何でしょう?
QRコードとは?
コレはQR(キューアールコード)と言います。
QRコード(キューアールコード)は、1994年(平成6年)に自動車部品メーカーであるデンソー(愛知県)の開発部門(現在は分離しデンソーウェーブ)が発明したマトリックス型二次元コードである。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
簡単に言えば、昔からある横長の縞々図柄「バーコード」の変形版です。正方形にすることで、バーコードより小さい面積で表示することができ、しかも、図柄に入れ込める情報量がバーコードの100倍です。
QRコードには何の情報が?
人の目には同じように見えるQRコードですが、すべて異なっています。あるQRコードにはお店のホームページが、また別のQRコードにはメールアドレスが、地図情報が、決済情報が、単に文字が表示されるだけという場合も。QRコードの作成者により、書き込まれている情報は様々です。
どうやって情報を確認する?
新聞やチラシ、TVに表示されているQRコードにスマートフォンやタブレットをかざすと情報を確認できます。
<手順>
1.お使いのスマートフォンやタブレットにQRコードを読み込む為のアプリをインストール(取り込む)します。
以下のアプリ「クルクル-QRコードリーダー」がお勧めです。iPhone、iPadの方は[App Store]を、それら以外の方は[Google Play]をタップ(触り)インストールします。
※アプリが既にインストールされている場合があります。
※iPhone、iPadの場合は[カメラ]アプリでも読み込み可能です。
2.インストールしてアプリをタップし(触れて)立ち上げ、スマートフォンをQRコードにかざします。
3.QRコードに書き込まれた情報が自動で表示されます。
まとめ
日常生活のあらゆる場面でQRコードを見かけるようになりました。見かけたら直ぐにアプリを立ち上げ「何が表示されるかな?」と試しましょう。何が表示されても恐れる必要はありません。スマートフォンやタブレットを「ぱたん」と閉じればおしまいです。
「令和二年7月15日号広報せと」には、新型コロナウイルスに関する詳細情報、イベントの申込や動画視聴、ハザードマップ、接触確認アプリ「COCOA」のインストール等の案内にQRコードが19箇所掲載されています。
公正公平を重んじる行政においても、スマートフォンやタブレットの利用を前提とした情報提供方法を行っています。また、新型コロナウイルスによって改めて日本のIT化(デジタル化)の遅れが広くハッキリと認識され、政府は「今後1年間を行政手続きのデジタル化集中改革期間」と表明しました。
デジタル技術を積極的に取り入れた日常生活、「新しい生活様式」が否応無しにやってきます。しかも急速にです。変化の波に皆様が上手に乗れるよう、NPO法人デジサポは活動してまいりますので、引き続きご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。