理事長コラム「ススメのひらき」~疲れたらお茶

スマホは便利で欠かせない存在。でも、気づかないうちに心が疲れていませんか?
今回は、スマホと少し距離をとって、気持ちをリセットするヒントをお届けします。

朝起きてすぐLINEを開き、ニュースを眺め、夜は動画を見ながら一日が終わる。そんな生活、いつの間にか当たり前になっていませんか。便利で楽しいスマホですが、気づかないうちに“疲れ”をためていることがあります。

「目よりも、心が疲れるんです」――そう話すのは、70代の女性。以前よりスマホを見る時間が長くなり、気づくとなんとなく落ち着かない。特に、通知音が鳴るたびに「見なきゃ」と思ってしまうそうです。スマホを見ているとき、私たちの脳はずっと情報を処理し続けています。画面の明るさ、音、途切れない情報。それが積み重なって、心まで緊張したままになるのです。

「じゃあスマホをやめればいいの?」と思う方もいるかもしれません。でも、スマホは私たちの暮らしを支えてくれる大切な道具です。やめるのではなく、少し休ませてあげることが大事です。

  • 朝食後の30分はスマホを見ない
  • 寝る前1時間は通知をオフにする
  • 休日の散歩はスマホを持たずに出かけてみる

そんな小さな「スマホ休み」をつくるだけでも、気持ちが軽くなります。アプリを減らす、通知を切る、見るサイトを絞るといった整理も効果的です。スマホを開かない時間は、実は“心を開く時間”になるのかもしれません。画面の向こうの情報より、今ここにある空や人との会話が、ゆっくりと心を癒してくれます。

大切なのは、スマホと上手につきあうこと。「必要なときに使い、疲れたら閉じる」――それで十分です。スマホに合わせるのではなく、自分のペースを取り戻しましょう。

たまにはスマホをテーブルに置いて、湯気の立つお茶をゆっくり飲む。そのひとときが、心のリセットになります。デジタルの時代だからこそ、“離れる時間”が、明日を元気にしてくれるのです。