理事長コラム「ススメのひらき」~カタカナ用語変換表

生活のデジタル化が急速に進んでいる現在、デジタルデバイドが社会問題として大きく注目されるようになりました。

情報格差(じょうほうかくさ)またはデジタル・ディバイド(英: digital divide)とは、インターネット等の情報通信技術(ICT)を利用できる者と利用できない者との間にもたらされる格差のこと

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2017年法人設立時より、当法人では高齢者層のデジタルデバイド解消に向け、スマートフォンの講習会や相談会、セキュリティ啓発講演、市民ボランティアの育成等各種取り組みを進めております。昨年(2021年)は総務省が実施した「デジタル活用支援推進事業」にも参画いたしました。高齢者層のデジタルデバイド解消への取り組みは、高齢者自身のQOL向上は基より、少子高齢化の状況下において社会システム維持のためにも早急に取り組むべき社会課題です。

【ボランティア募集】シニアにスマホを教える人/こどもにパソコンを教える人

【終了】かんたんスマホ教室(長久手市まちづくりセンター)(好評につき定員を増やしました)

とりわけ、スマートフォンは日常生活の道具として欠かせない状況となっており、当法人でも数多くの講習会を実施してきました。それらの経験上、高齢者層のスマートフォンの利用を躊躇させる要因はいくつかありますが、その一つとして「用語の問題」があります。質問の多い「用語」と「分かりやすい伝え方」を以下に記載しました。スマートフォンの利用に不慣れな方から聞かれた際の参考にしてください。

カタカナ用語変換表

用語分かりやすい伝え方
アプリ道具「スマホの画面に並んでいる丸や四角のこと」
インストール/ダウンロード取り込む「スマホにアプリを増やすこと」
アンインストール削除「アプリを消すこと」
アップデート/バージョンアップ更新「アプリを新しくすること」
ギガ単位、容量「写真やビデオ、音楽の大きさや長さのこと」
ストレージ倉庫「写真や音楽を保管しておく場所」
セキュリティ安全「スマホの安全を守ること」
位置情報場所の情報「自分がいる場所」
検索調べもの「インターネットで知りたいことを探すこと」
QRコード正方形のバーコード「スマホで読み取ると様々な情報が表示される」
SNSLINEやFacebook「文字や写真で友達や家族と連絡を取り合うこと」
Wi-Fi電波「ギガを減らさずインターネットを使う方法」
アカウント会員証「最初に利用登録を行い会員になる」
ID会員番号「自分のメールアドレスを会員番号にすることが多い」
パスワード暗証番号「登録先ごとに異なる」
ログイン/サインイン会員証提示「自分の会員番号と暗証番号を入力する」