理事長コラム「ススメのひらき」~あらためてインターネット

普段からインターネットを利用している私たちにとって、改めて「インターネットとは何か」と問われると、答えに窮してしまうかもしれません。メールを送る手段?ホームページ?SNS?YouTube?

実は、インターネットはもっと壮大な仕組みなのです。

今回のコラムでは、普段何気なく使っているインターネットの仕組みについてお伝えします。

情報はどこにある?

毎日見ているYouTube動画。動物や赤ちゃんのかわいらしい映像、車の修理方法、旅行動画、音楽、ゴルフのレッスン動画、お笑いなど、あらゆる動画が楽しめます。

これらの動画は、スマートフォンやパソコンなどの端末内に保存されているわけではありません。端末の性能がどんなに良くても、日々新しい動画を保存しきれませんよね。

実は、動画は端末の外にある「サーバー」と呼ばれる機器に保存されています。サーバーは画像、文字、動画などの情報を保存する巨大な倉庫のようなものです。

世界中に広がるサーバー

世界中には約5億5千万台のサーバーが存在し、今もその数は増え続けています。これらのサーバーは相互に接続されており、情報のやり取りを行っています。

まるで網の目のように接続されたサーバーは地球を覆い、動画がどのサーバーにあっても、場所に関わらず見ることができるのです。

インターネットの仕組みと本質

世界中のサーバーは、まるで網の目のように相互に接続されています。情報が必要な場合は、サーバーを経由して必要な情報が送られてきます。

動画がどのサーバーに保存されていても、この仕組みによって場所に関わらず見ることができるのです。

サーバーが相互に接続され情報をやり取りできる仕組み、それがインターネットです。LINEやメールも、この仕組みを利用して成り立っています。

5億5千万台ものサーバーが相互に接続し、世界中の知識や情報を瞬時に共有できる。これがインターネットの本質です。

情報の集約とAI

情報を保存しておくサーバーが5億5千万台もあること、そしてそれらが相互に接続して情報のやり取りを行っていること。

あまりに壮大な話すぎて、想像が追いつかないかもしれません。

世界中の知識、情報を瞬時に共有できるのがインターネットの本質です。

情報を共有する仕組みが整った今、次は情報を集約していく時代が到来します。

そして、そこにAIが登場するのです。

まとめ

普段何気なく利用しているインターネットは、実は非常に壮大な仕組みの上に成り立っています。

情報共有の時代から情報集約の時代へ。これから社会がどのように変化していくのか、ワクワクする一方で、早すぎる変化に一抹の不安も感じます。