理事長コラム「ススメのひらき」~情けは人のためならず

「情けは人のためならず」の正しい意味、皆さんご存じでしたか?恥ずかしながら、私は最近知りました。

「情けは人の為ならず」とは、人に対して情けを掛けておけば、巡り巡って自分に良い報いが返ってくるという意味の言葉です。

引用:文化庁 文化庁月報平成24年3月号(No.522)

スマートフォンの操作に戸惑ってる人がいたら助けてあげましょう。自分の為にも。

スマホの利用が前提

スマートフォン(インターネット)の利用が前提の生活様式に変化したことは、皆さんも日々感じていると思います。

例えば、役所の広報誌を広げるとQRコードがずらっと並んでいます。これは、「詳細な情報はQRコードをスマートフォンで自分で読取り確認してね」ということです。

先日、病院に行こうと思い調べたら、予約はオンライン(インターネット)のみで電話受付はしていません。更に、健康保険証の写真と問診表を送信することが求められました。話題のジブリパークの申し込みもオンラインですよね。

日々の生活にスマートフォン(インターネット)は必須のツール(道具)になっています。

助けてあげよう

スマートフォン(インターネット)を含め、デジタル技術やサービスが上手に利用できる人と、できない人の情報格差のことをデジタルデバイドと呼んでいます。
例えば、大雨や地震といった自然災害等の情報はスマートフォンに最初に届きます。素早く情報を得られた人と、得られなかった人には大きな差が生じ、最悪の場合、生命にも関わります。

しかしながら、高齢者の方を中心にスマートフォンの利用が苦手な方、スマホ難民が多く存在しています。スマホ難民とは、スマートフォンを所有しているが「電話」機能以外利用できず、また、困った時に相談できる相手や場所がいない人のことです。

スマホ難民を見かけたら是非助けてあげてください。
「いや、私も人に教えられるほど詳しくないから・・・」とおっしゃらず、ご自身の知っている範囲で助けてあげてください。「情けは人のためならず」です。

また、ご自身が分からないことや困ったことがあったら、お友達やお知り合いにご相談しましょう。お互い様です。

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