「しなやかな強さ」~子育て中の母親としてのホンネ。 そして、こども講座で感じること。

「振り回された。」「振り回された?」

確かに、文科省に振り回されたのかもしれない。
じゃぁ、これからも振り回されるんですか?

大学入試。
「英語民間試験の導入」「記述式問題の導入」、学校も塾も、そして保護者も。(長男はドンピシャの高2)
子どもたち本人は?
「今に始まったことじゃないよ。いつだって決めるのは大人でしょ。」と。

「将来どんな仕事をしたいか」「そのためにはどんな勉強をするべきか」
子どもは?
「それ、今決めなきゃいけないことなの? 知らないこと、まだたくさんあるよ。」と。

今、学校教育は「戦後以来の大改革」と言われている。
ゆとり教育が失敗したから?
OECDのPISAランキングが落ちているから?
AIにより社会が求める人材が大きく変わるから?
過渡期?端境期?いったい誰の満足度を満たすための大改革なのかって問いたくなる。

「思考力・判断力・表現力の育成に努める」「問題解決力・創造力を強化する」
これらは本来、様々な成功体験や失敗体験から身に着く素養ではないだろうか。
今まで逆にこれらを奪っていなかっただろうか。
「できません」「決まりです」「諦めなさい」と先生は一蹴。その一方で「自立」を求める。
家庭・学校・社会、私たち大人は肝に銘じなければいけないと思う。
新しいことにチャレンジすること、自分で考えて答えを見つけること、これって楽しいことのはず。
そもそも子どもたちは「好奇心」「探求心」の塊なのだから。

人生はプログラミング 「やり直し」上等!

目的を達成するために考えながら行動する。これが「プログラミング的思考」
① 観察・分析・情報収集「どうなっている?
② 仮説・予想・計画  「どうすればできる?
③ 実験        「やってみよう
④ 考察・検証     「で、どうだった?
螺旋階段を昇るみたいにグルグルと繰り返す。同じ景色ばかりを見ているような気がするけど、少しずつ高くなって、視界が広がり、気づけば遠くまで見渡せている。
やり直しだ」としても、前よりちょっとだけ上った、経験をいっこ積んだ 「やり直し」。
プログラミングのコツは、①思考を柔軟に ②視野を広く ③成功も失敗も楽しむこと。
検索すれば答えは得られる。コピペだって簡単だ。だけど日常での答えはひとつとは限らない。答えがない時もあれば、人によって答えは違ったりもする。答えの幅を拡げる、自分の「経験値」を増やしていこう。

子どもたちに何を伝えたいか

正解はひとつじゃない」ってこと。「今日の正解が明日も正解とは限らない」ってこと。
手段・方法を自分で考えることが大事だってこと。そこへたどり着くペースもタイミングみんな違うってこと。

子どもたちにさせてあげて欲しいこと

失敗」をさせてあげて欲しい。大人が正解を与えるのではなく、その子が考えたやり方で、自分で気づかせてあげて欲しい。転んだら何かを掴んで立ち上がればいい。失敗は成長のチャンスと、「違う」=「発見」と 、大人はそう捉えて欲しい。

足場を広くとって、
折れない「しなやかな強さ」を

「多様性」と言いながら、子どもたちを同じものさしで計っている。
ものさしにはまる子が良い子とされる。ものさしからはみ出たい子は・・・。
語彙力もまだ乏しい、高度な処世術も持ち合わせていない、そんな子供たちが表現できる術を探している。時に危うい。
白と黒だけじゃ窮屈だ。その間にたくさんのグレーがある。(大人はそれを「おとしどころ」と言ったりする。)

いろんな経験をして、いろんな考え方に触れ、いろんな感情を抱き、違いを認め変化を楽しむ。
公教育とは異なる視点で子どもが本来持っている能力を引き出すお手伝いをしています。

2020年 年頭にあたって。 副理事 大岡
「しなやかな強さ」は、子育てや教育情報、また「こども講座」で感じたことなどを(ホンネで)お伝えいたします。